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1分間に15回の不在着信

夫が帰ってくる時間になると緊張してくる。
夫が家にいると落ち着かない。
夫がどう思うのか気になって、
自分の思うように行動できない。

そんな息苦しい生活を
送っているかたはいらっしゃいませんか?

わたしは結婚生活を過ごした10年間、
ほぼ毎日、そんな風に過ごしていました。

なんでこんなに苦しいのか。
なぜ自分のやることなすこと、否定されるのか。

わたしが考えること、おこなうことは、
すべて間違っているのか。

そんな疑問や不安を抱きながら
生活していましたが、
ふとしたきっかけで

「モラルハラスメント」

という精神的DVの存在を知りました。

わたしが日々されているのは、
モラハラだったんだ。

そう気づいてから、
わたしの人生はがらりと変わりました。

そんなわたしのモラハラ体験談を
ご紹介します。

電話に出るまで、
秒単位で発信し続けるモラ夫

モラ夫と暮らしていたとき、
わたしにとって携帯電話(スマホ)は
恐怖の対象でしかありませんでした。

モラ夫から着信があれば、
即座に電話に出なければなりません。

電話に出るのが遅れると、
モラ夫は怒り出します。

モラ夫が私に“小言を言うための理由”
を与えてしまうことになるのです。

それでも
電話に出られればまだいいほうで、
万が一電話に出られなかった場合は大変です。

電話の不在着信に気づくまでの
1分間のあいだに、15回もの不在着信
が残っていたこともありました・・・。

秒単位でひたすら電話をかけ続けるのです。

そんな異常な数の不在着信履歴を
見つけたときの恐怖心・・・。
心拍は速くなり、息は苦しく、
スマホを持つ手は震えるほどでした。

そんな恐怖心を抱く相手が、
ストーカーだとか不審者ではなく、
自分の夫なのです。

モラ夫からの着信を気にするあまり、
10分に1回はスマホの画面を見て
着信がないことを確かめる。

そんな生活が何年も続きました。

わたしのスマホは、
“モラ夫がわたしを支配するための道具”
だったのです。

着信音はパンクロックに、
そしてスマホは胸ポケットに。

当時小さい子どもと過ごしていたわたしは、
リュックで外出することがほとんどでした。

小さい子どもの世話をするには、
両手をあけておいたほうが安全だからです。

そして、
スマホはリュックに入れていました

子どもの世話をしていると
何かとかがむことも多い。

かがんだときに、ポケットからスマホを落として
壊してしまったら・・・。

それこそモラ夫から
どれだけの説教をされることか。
想像しただけでも恐ろしかったです。

日々のストレスの影響か、
突発性難聴を起こしていたわたしは、
屋外の雑音の中でリュックの中のスマホの着信音に
気づかないこともありました。

モラ夫からの電話に出られなかったとき、
モラ夫はいつも

「なぜ電話に出られないのですか?」(※)

と詰問しました。

 ※モラ夫は小言や説教をするときだけいつも丁寧に話すのです。

いつも、弁解をしないように、言い訳をしないようにと
気をつけていたのですが、
あるときわたしは、

「スマホをリュックの中に入れていて、
 着信音に気づきませんでした。」

と、言い訳をしてしまいました。

「だったら・・・」
モラ夫は話し始めました。

「着信音は“パンクロック”に
 変えてください!
 音量は大音量に設定して、
 鳴ったらすぐに
 気づくようにしてください!!」

「それと、
 スマホは常に胸ポケットに
 入れておいてください!
 それならすぐに
 気づきますよね!!」

あぁ、やってしまった。
モラ夫に自分の都合など話しても
通じないって、
わかっていたのに・・・。

そう思ったときはあとの祭り。
夫のイライラは止まりません

「胸ポケットのある服は持ってないのですけ・・・」

「だったら、
 今すぐに買いに行ってください!!!」

わたしが話し終わるのも待たずに、
有無を言わさず、従わせるモラ夫。

いつものやり方です。
話し合う気などないのです。

スマホを胸ポケットに入れている女性って
いますかね・・・。

モラ夫は自分の言いたいことだけ言って、
結局、電話が何の用事だったのかも告げずに
一方的に電話を切るのでした。

スマホの恐怖から解放された生活

昼逃げを決行した日、
家を出た直後に、
それまで使っていたスマホの電源を切りました。

そして、
新しいスマホを使って新生活を始めました。
そのために、昼逃げの準備をしている段階で、
新しいスマホを契約しておいたのです。

家を出たあとの、
モラ夫からの電話が
かかってくることのない生活が
どれほど自由でしあわせに感じたことか。

離婚が成立してからも、
日々の生活の中の、ふとした瞬間、
たとえば買い物にでかけようと外を歩いているとき、
ちょっとゴミを出しに外に出たとき、

そんな何気ない日常の中で、
今でも、

「あぁ、自由っていいなぁ。
 本当にしあわせだなぁ・・・」

と、しみじみ感じるのです。

モラハラを体験したことのないひとにとっては
なんてことのない、いつもどおりの生活。

それが、
モラハラから逃げ出すことができた人間にとっては、

かけがえのない自由な時間、しあわせな時間なのです。

まとめ

今回はわたしのモラハラ体験談を紹介させていただきました。

いまモラハラで苦しんでいるかた、
なんだか生活が息苦しいかたが、
新しい生活に向かうための
足がかりになってくれれば幸いです。

あなたはしあわせになる権利があります。
その力もあります!
自分を信じて、頑張りましょう!

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